高速鉄道がどーたら

国によって無謀とも言える鉄道の高速化が押し進められていた一方、埋められた車両を掘り返しにくる人民がいる。この人たちは鉄クズ集めで生計を立てているらしい。

どんなに「先進国」という仮面を冠ろうとしても、その実は貧民層がまだまだ存在し、その人たちはどこまでも貧困に喘いでいるということだ。それがどちらも同じ国の人間なのだという。狂気の沙汰だ。

やはり発展には守るべき順序と、通るべき段階がある。スピード違反をすれば「脱線」する。

確かに近い将来「中国の時代」がやってくる。そのことはほぼ間違いないとしても、現時点ではあの国はまだまだ発展途上国であるのだなと思う。それも、順序と方向性を間違えた虚偽の国である。