有限

トランペットを演奏する上での「脱力」の重要性を再認識した。
(確かこれ、3年前に同じこと書いたな。)


最近はまた良い感じに力を抜いて吹ける様になってきている。
逆に言うと、3ヵ月くらいのサイクルで過度の力が入る時期もあるわけだ。


腹筋と、唇を張るための周辺の筋肉(唇自体ではない)以外は極力、脱力した方が良い。
特に注意すべきは肩、唇、背筋。
メリットのひとつは疲労の軽減。
そしてもうひとつは高音域の音色の透過性と「ハリ」が格段に増すことだと俺は思う。


他の楽器の経験があまりないので体感したことはないが、トランペットは非常に肉体への負担が大きいそうだ。
常に疲労との戦い。


ただ脱力しようとしても、「力を抜く」という行為に力んでしまう。
高校時代これに1年くらい悩まされた末、俺が行き着いた発想は「気楽に演奏する」というもの。
この感覚を忘れずにいれば、ずっと吹いていけるはずだ。


いま以上に、もっとリラックスして吹けるはずだ。
脱力は永遠のテーマかもしれない。