4次会

第27回サマコンを聴きに行って参りました。
舞台裏のこととか、諸事情とか、そういうのを知らずに本番の演奏を一回だけ聴きに行った聴衆のひとりとして感想を述べるならば、良い演奏でしたよ。いろいろ細かく書こうと思えば書けるけど、蛇足にしかならないし、やめておこうと思います。素直に、音楽を楽しむ後輩たちや賛助で乗っている同期やOBの姿に心躍らされました。

二次会と三次会にお邪魔して、みんなが眠くなって来た午前4時くらいに(普段仕事している時間なので)いきなり元気になって騒ぎだし、なんか一応、自分も自分で昔と変わってないんだなって自覚する瞬間があったりしました。深夜まで残っているOBや先輩方が多かったから、思い出話が楽しかったというのもある。

四次会と称し、自宅で午前7時から日本酒を飲みつつ、第41回定演のDVD鑑賞会的な流れになったりしていました。昨年末の新世界ね。これ卒レセで受け取って放置してたから初見なんだけど、良かったよ。木管楽器がときどきウィーンフィルみたいな音を出すからハッとする。褒め過ぎか。

この箱は、もう自分の知っている「第九を演奏したミューザ」ではないのだ。おのれ東日本大震災。ただそのおかげか、新たな挑戦の可能性を感じることもできる。専フィルが震災後にミューザに帰って来た最初の演奏会、という切り口で観ることもできる。あとでもう一度聴こう。

漠然と、もう一度舞台上に戻ってみたいという気持ちと、専フィルに対してはただのOBの一人、即ち一ファンでありたいという気持ちとがあり、なんだかふわふわしています。変な感じだ。これはたぶん、いまどんなに頭を捻っても言葉に出来ないので、別の機会に書ければ書こうと思います。