這い上がる

最近更新してねー。
日常の記録云々と抜かしているが、更新が滞っているということはつまり日常が滞っているということなのかもしれない。
とはいえ相変わらず楽しい日々を過ごしていますが。

ただ、楽しい楽しいだけじゃあダメで、仕事をしているということはつまりプロでなくてはならないということを日々実感しています。
昨日はしっかりした時間をもらって、振り返りの機会を与えてもらった。
いまはまだ能力も半人前で、与えられたタスクを処理することだけに精一杯であったり、
もちろん自分から創意工夫はするのだが、それは誰もが通ってきた道と何ら変わりなかったりする。

人間、生きていると何年かに一度は「いまのままじゃあ自分はダメだ」と気付く瞬間があると思う。
自分もいままで生きてきて何度かあった。
そして昨日は正しく、何度目かは分からないが、その気付きの瞬間が再び訪れた日であった。

ひたすらタスクを処理することがプロではない。
イレギュラーに対応できるかどうかでアマとプロの差が出ると自分は思っている。

学指揮時代を思い出してみる。
淡々と確認作業のような合奏をすることが自分の仕事だっただろうか?
イレギュラーに心躍らせ、
全身全霊を尽くして立ち向かうことこそが自分の本領であったように思う。

それには、いまいる場所の全体像を把握し、処理するだけの能力と経験が必要だ。
いまは圧倒的に「経験」が足りない。

誰よりも多くを。貪欲にならなければならない。