子どものような無邪気な脆弱

輝かしい日々も過去のものとなりました。

本当に楽しかったということは覚えているのですが、
それがどんな気持ちだったのかはもう忘れました。

あなたの望むような人間ではなかったし、なれませんでした。
それは、あなたも同じ。
お互いに気付いていて、分かり切っていたのでしょう。

人間には価値観があって、信念があって、理想があります。
しかし自分の領分の中でしか生きられないのもまた事実。

これが俺の領分。

俺の理想とする宇宙を思い描いたとき、
あなたはその世界の中にいなかった。

さようなら。