かみなりパンチ

決して清算できない過去に打ち勝つには、自身の弱さを打破する他に術はない。
弱い心を消し去らなければならない。根本的な変化、それでこそ進化であり、人は成長するのだと思う。

誠実だとか純粋だとか言っていたが、そういう自分の目指していた生き方を裏切ってしまった。
そして最も卑劣な方法でひとりの女性を裏切ってしまった。
この世界で一番大切に思っていた人の心を踏み躙ってしまったのは自分なのだ。

自分に課せられたのは清算ではない。克服であり、進歩である。
これで終わりではない。