ロベルト・シューマン

東京大学医学部附属病院いわゆる東大病院。
俺は一年に一度この病院に来なければならない。


担当医「君の病気は危ないのは成長期だったんだけどー」
玉子様「らしいっすね。」
担当医「だからもう危ない時期はとっくに越えてるんだ」
玉子様「背もそんな伸びなかったですしねw」
担当医「そうだねーw それが心配だったんだけどねw」
玉子様「あははw」
担当医「あははw」


担当医「ところがね…」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


玉子様「はい。」
担当医「つい最近、22歳の君と同じ病気の人だったんだけど、」
玉子様「(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクブル」
担当医「突然1年前くらいから異常が出てー」
玉子様「(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクブル」
担当医「結局手術したってケースもあったんだ」
玉子様「(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクブル」
担当医「だからもう5年くらいはちゃんと様子診ようねー」
玉子様「おお、お、おながいしまんず。」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…



突然だけど、ここからはイヤホンの話ね。


この時期ってTシャツばっかり着てるじゃん。
胸のポケットがないわけじゃん。
つまりイヤホンのコードの長さって重要になってくるじゃん。
ジーンズから耳まで届く長さが求められるわけじゃん。


なかなか音が良くて、しかもコードも十分長いやつを持ってたんだけどさ、このまえ千代田線でなくしたわけ。


そう、なくしたのは忘れもしない教育原論のテストの日。
あのテストは終わったら勝手に帰って良かったから頑張って終わらせて提出しようと列に並んだら俺のすぐ後ろに伊藤まりえ先輩が並んでて若干テンション上がって超絶元気に挨拶したら若干迷惑そうな顔されちゃったんだよね。
そりゃそうだよね俺の声ってデカいもんね。テスト中ですのにね。


なんだっけ。
あ、そうそうイヤホンの話ね。
長いのなくしちゃったのね。


そんで今持ってるのは

  1. 短いけど音が良いやつ
  2. すごく短いけどすごく音が良いやつ


つまりどっちも短くて使い物にならないわけだ。
2番はだいぶ高音質で、3メートルくらいの太い延長コードと共にピアノに使ってるんだ。
その延長コードとイヤホンのコードを接続してる部分がすげぇ固いからあんまり抜き差ししたくないわけね、ユルユルになるの嫌だし。
分かりやすく言うとピアノを定位置にしたいわけだ。


じゃあ1番の方を使いたいって当然なるから延長を今日買いに行ったんだ。
そして素直に延長コード買えば良いのにピンクの可愛いイヤホンを見付けたんだ。


ちなみに俺のiPodもピンクだからオソロになってオシャレで良いじゃん。
っていうあれもちょっとあったりして、気付いたらそっち買ってたわけです。


1300円。


驚きの悪音質。マジにありえん。
若干「不良品」という言葉さえ頭を過ったくらいだ。


この悪音質っぷりは言葉では表現しづらい。
もうこのイヤホンは使わないだろう。
さようなら、オニギリなら10個分の1300円。