眠れないから適当なことを書こうか。
「3人で取り決めた秘密が4人目に伝播する」
という場合の状況について、段階別に考察する。
【第一段階】
a:「xって実はnらしいぜ。」
b:「マジでwww」
c:「うはwwwwww」
a:「あ、これ他言無用な。」
という状況。
事実xについて、人物a、人物b、人物cの3人が秘密にすると取り決める。
一見しただけではこの事実xのみが人々に伝わるように見える。
しかし実はこのとき、
- 事実xは秘密にされている…事実y
- 人物aは事実xを知っている…事実a
- 人物bは事実xを知っている…事実b
- 人物cは事実xを知っている…事実c
も新たに発生しており、3人の人物は5種類の事実を秘密にしたことになる。
【第二段階】
b:「xはnらしいぞ。」
d:「ちょまwwwwマジで?www」
b:「これ、aと俺とcで秘密にしてんだけどねwww」
d:「おkkkwww言わないでおくわwwww」
という状況。
人物dに事実x、事実y、事実a、事実b、事実cが伝わる。
ここでは人物bが伝えたことにする。
すると、
- 人物dは事実xを知っている…事実d
- 人物dは事実a、事実b、事実cを知っている…事実d’
- 人物dに事実xを伝えたのは人物bである…事実d2
も同時に発生する。
さらにこの時点では、事実d、事実d’、事実d2を人物a、人物cは知らない。
【第三段階】
b:「悪い、dにもxのこと言っちゃったwww」
c:「ちょwww」
a:「dもxの秘密を知ってるらしいんだけど、なんで…??」
b:「悪い、俺が言ったwww」
a:「おまwww自重しろwwwww」
という状況。
人物aには事実dのみ伝わり、人物cには事実d及び事実d2が伝わったとする。
すると、人物aについては、
- 人物dに事実xを伝えたのは人物bと人物cのどちらか…疑問d2
- 人物aは事実dを知っている…事実a2
が発生する。このうち疑問d2については人物aに事実d2が伝わることで解消され、
- 人物aは事実d2を知っている…事実a3
が代わりに発生する。
人物cについても同様に、
- 人物cは事実dを知っている…事実c2
- 人物cは事実d2を知っている…事実c3
が発生する。
前段階と同様に、この時点では事実a2、a3、c2、c3を人物dは知らない。
【第四段階】
b:「xの秘密をお前に言ったって、aとcにも伝えたからww」
d:「おkwwwwwwwおまえ喋り過ぎwwwwww」
という状況。
さらに事実a2、a3、c2、c3が人物dに伝わる。
これを事実d3とする。
【第五段階】
x:「(そわそわ)」
a:「うはwwww」
b:「ちょwwww」
c:「おkwwww」
d:「自重wwww」
という状況。
事実d3が人物a、人物cに伝わることで完結する。
ここで、第一段階の状況に人物dが同一条件で組み込まれたことになる。
※事実xを知らない者のみ同士での伝播
仮に、何らかの要因から事実yと事実aだけを知り得た人物pが存在した場合、
- 人物pは事実yと事実aを知っている…事実p’
- 事実xの内容は何か…疑問s
- 事実xを知るのは誰か…疑問t
などが発生し、これらも同様に人物aや、別の人物qや人物rに伝播してゆく。
今回、この可能性については無視した。
ここまで全部読んで理解した人がいたら変態としか言いようがない。
ポイントは疑問d2が発生するところ。
最初に秘密を知っていたのが2人だけでは疑問d2は発生しない。
人間関係はここが面白い。
それと、事実xばっかり秘密にしても、事実yとか事実a〜cがバレ始めると結局秘密は崩壊するんですよね。