スライムベホマズン

恐ろしいのは、卑怯な敵ではない。
臆病な味方でも、己の貧弱さでもない。


強くなれば、立ち向かい、補い、克服することが出来るからだ。


最も恐ろしいのは、自分に絶望するもうひとりの自分だ。
客観的に自分を見下し、嘲笑う、もうひとりの自分だ。


克服するには、その自分を殺さなければならない。
覚悟をしなければならない。


必要なのは強さではなく、覚悟だ。
弱さではなく、絶望が恐ろしい。