所詮、僕は日東駒専レベルですらないということです。


このままでは、本当に何の為に一浪したのか分からない。
しかしそれは「このまま」だった時の話し。

明日は試験だ。
本当は、昨日で受験生という肩書きを降ろすはずだった。
しかし、別の選択をした。

明日の試験を含めて、まだ6個の試験、10個の発表が残っている。
諦めてたまるか。

予備校の授業料、受験料、それから交通費や写真代も馬鹿にならない。
幼い頃から両親には飛んでもない負担を掛けてきた。
人一倍、不器用で面倒くさい人間で、生きることが下手くそだ。

この一年、長かった。
俺なんかいない方が他の兄弟が自由に生きられたんじゃねーかとか、
そういう下らないことも考え尽くした。

本当に、この一年は長かった。
でもまだ一年は終わっていないらしい。
諦めてたまるか。