フルート聴いてきた

今日は面白いものを聴いて来ました。

その名も「フルート・オーケストラ」。要するにフルート属の楽器の16重奏(+Pf.+Cb.+Perc.)でフランスもののプログラムを演奏するというものなんだが、これがなんとも形容し難い上品なサウンドを創り出すのです。

自分も管楽器歴は長い方だと思うけど、同属楽器だけの多重奏ってそんなに聴く機会はなかった。某音大のトランペット科の演奏会で、トランペット40本くらいの大合奏は聴いたことがあるが。

フルートがこんなにたくさん集まっているのとか、バス・フルートやアルト・フルート(だっけ?)を見るのとか、いろいろ初めてでした。今日は自分の音楽歴の中では衝撃的な出会いだった。

演奏してる楽器で性格が変わるって本当だよね。一流のフルート奏者が十数本重なっても、単純に「音量」という意味ではトランペット1本にも満たないくらいだったけど、逆にトランペットが幾ら化けても成し得ないのではないかっていう「上品さ」に溢れた演奏だった。

フルートってそういう楽器なんだな。