海がきこえる

海がきこえる」を初めて見たんだが、何の感慨も感動もなかったなあ。
ヒロインが好きになれない。
主人公とその親友の友情はちょっと良いと思ったけど、その程度だ。

ああいう、私はあなたたちとは違いますから的な視線で世の中を斜めに見ていて、あらゆることを損するタイプっているよね。人付き合いとか恋愛とか何もかもを「馴れ合い」みたいな一括りにしてしまって、なぜか嫌悪している。

本当は自分もその世界に飛び込んでしまえば楽しいのに。
殻を破れない人たちって本当にかわいそう。

脇役に魅力的な登場人物のいる作品でも、主人公やヒロインを好きになれなければ、やはり見られないんだよね。俺はNANAがそうだった。ナナって子が2人でてくるんだけど、バンドをやっていない方のナナが本当に好きになれなくて、読んでいられなかった。