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チラシの裏

 いままで何人かの女性と恋仲になってきたけど、今後の人生でそういう関係になる人はそう多くはないはずで(たぶん、どんなに多くても3人とか)、そしてその全ては生活にかなり関わってくるようになるはずです。社会的な事情が絡んでくるから、子どものママゴトみたいな恋愛はもう出来ないってことです。

 大学2年くらいまで、好きになった女性と「恋人」になって、付き合って、別れて、また別の女性を好きになって「恋人」になって…それを何回も繰り返していたし、ずっとずっと永遠に繰り返していられるような気がしてました。要するに、いつまでも子どもでいられる気がしていました。

 それまでは「若い頃に経験する数多くの恋愛のうちのひとつ」に過ぎなかったわけです。恋愛は「恋愛」として完結していて、それ以上の意味は持っていなかった。恋人がいても、恋人と別れても、普通に同じ家に住んでいるし同じように次の日は学校があった。「恋愛事情」と「生活」は別物でした。

 まだまだ良い歳して学生やってるけど、「いまの恋人との関係の行く末如何によって今後の生活(下手をすると生涯)が左右される」ということを、さすがに自覚する年齢になってしまいました。ただ純粋に「可愛いから」「優しいから」「かっこいいから」だけで相手を好きでいられる年齢ではなくなってしまった。

 恋愛が「恋愛」として独立していた頃とはもう違って、恋愛事情が生活に大きな影響を与えつつ同時に生活によって恋愛が支配されるようになる年齢が、もうすぐそこまで迫っています。そして生活を支える為には社会的に自立していなければなりません。それが大前提となって、初めて人を好きになるとか、そういう土俵に立てるんだと思います。その前提を満たせない間は恋愛をすることすら許されない、そんな年齢が、もうすぐそこまで迫っています。

 人を大切にする為に、人を好きである為に持たなければならない自覚とか、責任とか、覚悟とか、そういうものがいままでとは格段に変わってきています。